生き憎さ

27歳でADHDと診断された人間

生き憎さ6

10月から通っていた6ヶ月の職業訓練も終わりを迎えた。

有難いことに4社から内定を貰った。

無事再就職も決まった。また、1からのはじまり。

訓練中に資格も取った。

第二種電気工事士

危険物乙種4類

消防設備士乙種4類

2級ボイラー技士

本当に早い6ヶ月だった。

これからも自分の犯した罪と向き合いながら生きて償おうと思う。

生き憎さ4

会社を辞めた。

 

4月から異動になり、絶対に続かないなと思い始めた。

教育係の女性にはため息までつかれる始末。

やってられっか( ◠‿◠ )となりやめる決断をした。

 

しかも、退職代行を使用して、、

この辞め方はある一定の層の人からしたら

「怠け、社会人としてどうか」などと、叱責されるである行為である。

 

しかし、辛さやしんどさというものは働いている本人にしか分からないものだ。

 

そしてどうしても逃げたくなったら逃げてもいい、逃げるは恥だが役に立つ

 

そして3年勤めた会社に別れを告げた。

生き憎さ3

普通って

 

普通の家庭に生まれ普通に小中高に通い、大学または就職する。

普通に友達関係も良好に過ごし、恋愛もして、

大人になって出世もしていく。

結婚し家庭をもつ。

 

上記の事ってどの程度の人が出来ているのだろうか。

 

小中高は普通に通い専門学校中退

フリーターを経てブラック企業に就職後早期離職、ポリテクに行ったあと派遣社員として約3年、客先常駐で約3年

 

そして、今新しい配属先に変わったが直ぐに辞めようとしている。

 

人生を上手く生きるにはどうすれば良いのか。

ていうかなんで、友達共々そんなスムーズに

いってんの?努力の差か。

 

そして、自分は普通を装って生きていただけで、中身は全く空っぽ。

 

これからどうしていけばいいのか。30手前にしてこんなことになると思わなかった。

 

遅すぎるかもしれないが、自分の置かれた立場を理解して進んでいかないといけない。

 

普通って難しい。

生き憎さ2

2020年4月25日

心療内科へ足を運んだ。

聞かれた。

中退、退職、失敗・・

ああ、自分は振り返らずここまで突っ走ってきたんだなと。

診察で医者に色々と質問される。ADHDに関する質問ばかりだ。

そして後日、心理検査をしてADHDという診断が下された。心理検査でなくアスペルガーのスクリーニング検査も受けた。

その可能性も高いとのこと。

 

色々と生きづらさを感じてきたがこんなに悩むのは初めてだった。

むしろ今まで、なぜ気付かなかったのか。

気付かずに周りに助けられて今まで来れたのだと思う。

20代前半の頃はやる気が凄くあったはずだ。

その気持ちも今は全くない。

 

思い返すと自分は傍観者のように生きてきた。

 

発達障害・・

診断されてからふと楽になった。

10年前の自分が聞いたらどう思うかな。納得してるかもしれないな。

ただ、これからが地獄になるのだ。

今まで以上に自分と向き合い、生き方を考えないといけない。出来るならもっと早く気付きたかった。

自分自身の人生なのに自分からずっと目を逸らし続け、あたかも他人と同じように普通の生活をしていると錯覚してる。

そもそも普通の生活ってなんだ?

 

 

なぜ過去の自分がここまで1人でこれたのだろうか。

 

もっと上手く生きれたらなあ。

生き憎さ1

2020年5月2日 ADHDと診断された。

 

これまで仕事、プライベートともに何の問題なく過ごせていたのだろうか。

ふと、そんなことを思う。

 

思い返してみれば、子供の頃から物をよく無くしたり、忘れ物が多かった。

単純に物忘れが酷いだけだとずっとそう思っていた。

 

しかし、大人になるにつれてその度合いが酷くなりつつあった。

面接日の間違い、電車の乗り間違え、自転車でスーパーに行ったのに徒歩で帰る、書類の提出不備などなど・・

 

そして、つい最近の出来事だが

引っ越しするに辺り、引っ越し先の鍵を段ボールにいれてしまい、新居に荷物が搬入出来なくなり、引っ越し業者、鍵屋、不動産屋に迷惑をかけてしまった。

 

この事で自分はあまりにも注意が欠落している為、ADHDではないかと疑い精神科・心療内科を受診するきっかけとなった。